黄金術

捨てられた神の祝福に満ちる聖域は巨大な発掘により、竜の黄金をまみえる

黄金。それは高度な儀式と研鑽により究極の錬金術に相応しい効果を自他に施す

入念な準備は全てを掌握する

命の輝き

神にかされた唯一の神聖

人はそれに喜ぶ術しか持たず

故、制約の理を知った賢者は黄金に恐怖し徐々に狂い始める

その熱狂は王の墓所を犯し、巨大な発掘に不死を移す聖体を求めた

黄金の後継

骨嵬の知など誇るに足らず

真実は写らず、不遜な知に崩れるばかり

黄金を恐れよ。御前も王の負債を担いでいる

落手したところで、奇跡など円還するものだと云うのに

哲学者の卵

黄金の発見は、病の様に人の心を蝕んだ

苦い薬も必要なほどに

人形棺

竜。それは翼を得た棺の骨格

天使の形は人に黄金を精霊とし、偉大な誓約は死の廓をも生者に啓蒙とした

黄金は我々を欺いた。こんな事なら決して棺の中身など知りたくなかったのだ